Foglia
Firenze1935、Foglia(葉)シリーズのシルバー製「栗の葉」のセンターピース。
バジリコの葉に続きシルバー800(シルバー80%の割金)を使っての制作で、銀の動きを読みながらの作業に加え、全身を使っての力技で”ねじ伏せる“って表現がぴったりな作業です(汗
全体重を乗せ、板を押さえるために付いた膝頭に青タンができ、押さえる手首も震えが、、、
叩いて引き締まった銀板をその都度焼き鈍しをして、柔らかい状態に戻すのですが、
叩き伸ばし方を間違えると、どんどん歪みが激しくなり捻くれ、暴れ出すと収集が付かなくなります。
狂気に任せ嘶く暴れ馬を制した時のように(そんなカッコイイ経験一度してみたい、、)それを”ねじ伏せた“時の優越感に似た満足感、達成感を得られる難業です
作業中、「おまえコラッ!」という対話の中で生まれる作品には、やっぱり心が入ります
写真は、葉脈を打ち出し、葉の表面を叩いてザラ付かせた後に、焼き鈍しをしているところです
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