日本では新卒のフレッシュマンが足早に行き交う4月。
Fogliaの工房でも新人の指導に当たる毎日です。
僕がこの仕事に足を踏み入れた頃、今となっては顔馴染みの熟練の職人さんに自分もどれだけフォローして貰っていたのか再認識しています。
しかも、今よりも仕事が多かった時代。
当然ながら今の自分には当たり前になってしまっている事で、考えが及ばない事もあり、感覚的な事が大半の仕事だけに、どう教えるべきか、とにかく技術は目で盗んで、場数を踏むしかないのですが、試行錯誤は続きます。
職人仕事を選択した彼も、ものづくりは好きだけど、まだまだ色んな世界を見て行きたいと、、
これから若い人達の仕事の選択が、どんどん難しくなると言われる世の中、
手を加えれば色んな反応を返してくれる素材に直に触れ、時間を掛けてじっくり対話する「ものづくり道」
是非とも続けていって欲しいものです。
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