
石造りの壁が周りを囲む外と隔離された、かつて牢獄として使われていた建物。
その館内でのファッションショーの審査員を勤めさせていただきました。
今は居住地になっていて、同じ敷地内にレストラン、Barがあり、アートギャラリーも並ぶポップな空間になってます。
中庭は住人若者、学生のくつろぎの場になっていて、
今はでかいスクリーンが置かれて、まさにW杯一色。
その憩いの場からも一つ中庭を隔てた4階建ての監獄。
当時のまま残る館内で無音の中、吹き抜けになった中央の地上階から見上げるとひっそりとの牢屋の扉が佇み、当時を物語る。
ショーが始まるといつもの感じで、流行の曲が流れ普段のショータイムに一変。
いつものカメラ小僧ではなく、今回は真正面でじっと見物させてもらいました。
それぞれに身に付けて颯爽と歩く姿と相乗して、アクセサリーもより気品高く見える。
制作時も常にそんなイメージを大事に挑みたいとこです。