打ち出しを教えるという事

 

新年度が始まり、新年号が「令和」に決まって、新たな出発。

フィレンツェの街を離れて、4ヶ月が経ち、日本の大地がまだまだ新鮮に思える今日この頃。

 銀座の彫金工房での打ち出し教室も3回目を迎え、生徒さんも難しさ、面白さを少しづつ実感してきてくれています。

 

打ち出しでの立体を作る作業は、彫刻の要素も含む作業です。

それゆえに教える方も、技術の面、鏨の種類と使い方はもちろん、立体をイメージする上での”コツ”も同時に教えていかなければならないので、分かりやすく自分のイメージにより近づけるような表現の仕方と、技術の向上で、生徒さんの理想の仕上がりに近づけるように教えて行けるよう、初心に帰り日々精進です。

 

今月末30日(火)~5月6日(月)まで、香川県の高松三越でイタリアフェアが開催され、参加してきます。

未踏の地で、どんな反応があるか楽しみだ!!